いつまで家事する?家事できる?
原稿の締め切りもなくて、次の講演まで少し日がある昼下がり。
ふと、
「家事っていつまでするんだろ?」
と。
爺さんになっても、食べたり着たりするし、ゴミも出るだろうし。
料理も洗濯も掃除も片付けもやり続けないとね。
ということは、死ぬ直前まで?
それだけの元気が残ってればいいなぁ。
身体が弱ってきても続けられるくらい、
その頃には家事が楽にできるようになってるのかな。
新しい物や考え方を受け入れられるうちに、
機械化や省力化できるものはしとかないとな。
それとも、誰かが代わりにやってくれるようになるのかな?
でも、それはそれで気を遣うだろうな。
それに、何もしない方がかえって老化が進みそうだし。
とはいっても、動けない日も年に数日はあるんだろうな。
そんな日に誰かにやってもらった家事が、ちょっと思惑と違っても、
「ま、いいか」と思えるくらい寛容になれないとな。
それに、代わりにやってもらえるようになるには、
自分が動ける日は、自分のゴミ出しのついでに、
その人のゴミを出するくらいしないとな。
最後まで、自分のご飯を自分で調達できればいいけど、
なかなかそうもいかないんだろうな。
簡単に材料を手に入れられて、簡単に料理して、簡単に片付けて…
動けるうちに家事は十分省力化(手抜き)させて、
老後家事を楽にできるようにしとかないと。
頑張る家事は、老後のために控えないとなぁ。
などなど、
「家事っていつまでするんだろう?」
と、ぼんやり考える昼下がり。
レイモンド・ブリッグズの『さむがりやのサンタ』に出てくるサンタさんは、
家事(というか自事)する独居高齢者男性の一人。
近い将来の自分か。