やってみるでもイイんです

娘からの東京ディズニーリゾートのお土産。「STAR WARS Ⅴ 帝国の逆襲」で主人公のルークがジェダイマスターのヨーダからフォースの使い方を指導されるシーンでのヨーダ師匠の名言
“Try not.
Do. Or do not.
There Is no try.”
が書かれたマグネット。

日本語だと
「やってみるではない。
 やるか?やらないか?だ。
 試してみる(という行動選択)はない」
という意味でしょうか。

家事というのは保守的。料理、洗濯、掃除など、これだけ新しい機器や新しい情報があふれながら、実際に行動に移す場面になると、思った以上に「やらない=not do」が選択されがち。

気持ちはよくわかる。ヘタに道具や方法を変えて失敗したり、変えることで伴う試行錯誤をするよりも、やり方は古いとわかっていたり、効率的じゃないとわかっていても、確実な結果が保証されている方が、当面は楽だから。そもそも、変える必要に迫られることが少ない。おまけに、変えた後が前とで大差がない気がするなら、維持安定の方がリスクが低いから。とくに、時間や生活に余裕がない時は、現状維持ですでに精一杯。

でも、最初は「やってみる」でもイイのです。家事はジェダイの修行ではないのです。最初は上手くいかないかもしれません。試行錯誤が必要かもしれません。でも、そうしているうち、自然に「やってみる」は「やる」に変わっていきます。

家事の失敗の多くは、「それほど美味しくなかった」「かえって散らかった」「テレビでやってるほどキレイにならなかった」など、仕事上の失敗に比べると、それほど深刻ではありません(全部がそうとは言えませんが)。気楽に「やってみる」でもいいから「やる」のが大事。それにあなたが「やってみる」と思ったのは、きっと「やれる」気がしたからでしょう。そして、その予感はたいてい当たっています。

家事の「やってみる」と「やる」はとっても近いのです。途中で投げ出した時だけ、「やってみた。でも、ダメだった」になります。逆に、上手くいけば、あるいは上手くいくまで模索し続ければ、「やってみた」はないのです。

気軽にやってみたら、やった!が手に入るのが家事。恐れることはありません。
最後は、再びヨーダの名言を。

“Fear is the path to the dark side”
「恐れが暗黒面を導くのだ」

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