家事は未来の自分のため
日常生活から、「探す時間」を減らせたら良いと思いませんか?
「家の鍵どこ?」
「あれ?スマホどこに置いたんだったっけ?」
「計量スプーン、どこに片付けたっけ?」
という、暮らしの中の”あの”バタバタした時間がなくなると、ずいぶん落ち着いて余裕のある暮らしができると思います。
そのためには、使った後の片付けや収納が重要になります。
ポイントは、次に使う時の使いやすさや、取り出しやすさや、探しやすさなど、自分に合わせた片付けや収納を見つけることです。
これは未来の自分のために先回りして行うこと
です。
言い換えると
「未来の自分へのプレゼント」
です。
収納の基本は、なるべく重ねず、パッと見てわかるように一覧性をもたせることや、収納品を分類してまとめて、仕切りや棚を利用して区切って収納することです。
こういった基本に加えて、自分の性格に合わせた方法を見つけることも大切です。
探しものが得意な人は「だいたいこの辺に置く」でも良いのですが、探しものが苦手な人は、「自転車の鍵はこのフック」「診察券はこのフォルダー」など一つ一つ決めておくと、必要な時に見つけやすくなります。
時が巡って、何度も同じように探し物をしている自分に気が付くと、それなりの対応も見えてくると思います。
片付けや収納に限らず、「すべての家事はあと始末」と語った人がいます。着た服のあと始末が洗濯、部屋を使ったあと始末が掃除や片付けという解釈です。確かに、そういう面もあると思います。ですが、僕は見方を変えて、時間を逆に捉えています。
「家事は、今の自分から、未来の自分へのプレゼント」
と位置づけています。その方が、ポジティブで前向きだと思います。
流れていく時間の中で、「家事は、今の自分から、未来の自分へのプレゼント」と位置づけると、意外と自分なりの片付けや収納の方法も見つけやすくなるかもしれませんね。
過去の自分は変えられませんが、未来の自分は今からでも変えられます。そのキッカケが家事になるかもしれませんね。