浴室入り口を補修

家は、長年住んでいると、あっちこっち傷んできます。その補修も家事の一つ。自分が大工さんでないと、どこまで自分達で対処できるのかが不明なので、つい業者任せになりがち。最近は、人手不足で人件費が高騰しているので、部分的な補修であっても、かなりの高額になりがち。いくつか見積をとり、内容を相談し、自分でできそうなら自分でやってみることをオススメします。

ひととおりの道具さえあれば、自分でできることはかなりあります。僕も、最初は全部お任せにしようかと思いましたが、見積額を見て驚き、ネット検索したところ、自分でできる部分があることを知り、やってみることに。

今回は、浴室の入口を補修しました。「ひととおりの道具さえあれば」ですが、今回使ったのはマイナスドライバー一本でした。あとは、情報のみ。


築13年の我が家、一昨年くらいから、風呂の入口のクロスがめくれ上がる現象が。


原因は、クロスの下の木が腐って、クロスと接着できなくなってのこと。


とりあえず、大阪ガスの「住ミカタ・サービス」に電話。すると、いつものガス点検担当さん「山田君」が我が家に来て現場を見て、数パターンの見積をあげてくれました。一番簡単かつ安価な改修をお願いしました。税込み35,460円。

あと5年から10年もたせてから、大々的にリフォームしようと思っていたので、今回は暫定的な補修で留めることに。風呂の入口と床下収納の間に石を敷き、隙間をコーキングすることに。
 

剥がれていた部分は、こんな感じに改修。作業出来てくれたのも、エネファームの機材土台を工事した馴染みの左官さんでした。とりあえず見た感じはOK。

でも、実は木が腐った抜本的な解決には、もうワンステップ必要。


それが、このパッキンの断裂。この隙間から、シャワーのお湯が流れでて、木を腐らせていたと考えられます。そこで、ドア材の品番をメモして、浴室のメーカー「クリナップ」のショールームへ。そこでキッチンも発注したので、データが残っているかという思惑もあり。


このパッキンは「タイト材」と言い、通販でも取り寄せることができます。ですが、自宅のサッシの溝に適合するかは、届いてからでないとわかりません。メーカーに問い合わせるのが確実です。ですが、工事費込みになると、かなり高額になるようでう。今回はクリナップから、部品だけ送ってもらい、あとは自分で付け替えることに。タイト材だけだと送料込みで2,500円程度。


届いたタイト材は、今使っているモノと若干形状が異なる。高さが低いのと、返しがない。とはいえ、試しに数センチ分入れ替えてみると、サイズ的にはきちんとハマる。


サッシ両脇の留め具をネジで外し、タイト材はテコの原理を利用しながらマイナスドライバーで剥がしていく。素人作業なのでサッシに若干の傷が。全部剥がしたら、次は新しいタイト材をマイナスドラーバーでグイグイと押し込んでいく。プニプニと思った以上に簡単にハマッていきました。
 

お湯が漏れ出していたドアノブ側は、内側に重なりができるように、少し寄せてハメました。
 

その分、ドアの合わせ側はタイト材の長さが足りずに隙間が発生。

実際に、シャワーを使ってみたところ、ドアノブ側も合わせ側も外への水漏れはなく、このタイト材とハマリ具合で問題なさそうだと判断。

腐った木と石の入れ替え作業は業者任せになりましたが、タイト材の交換は自分でできました。自分ですると手間や時間が掛かるので、楽ではない部分があります。が、自分がかかわることで構造が把握できるのと、素材の値段もわかりました。同じ問題や似たようなトラブルへの対処のノウハウが蓄積できました。これは長期的にみると、楽になる要素だと思います。
 

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