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家事ジャーナリスト / 楽家事ゼミ主宰 山田亮

講演・講座LECTURE

概要

堅苦しくなく、笑いあり、お得な家事情報ありの講演です。家事や子育ての実体験から得た具体的な事例をもとに、男女共同参画や子育て支援、ワーク・ライフ・バランス、家事力アップ、男性の生活自立などについて話します。

旅が好き、鉄道が好き、人が好き、方言が好き、会話が大好きという僕です。離島も山村も大歓迎です。「地方だから...」「急な予定で...」という主催者の方も、まずはご連絡下さい。日程の調整が付く限り、少人数の講座でも喜んで参ります。

お話しを聞いて下さった方が、その日から少しでも楽に家事や子育てができ、明るく楽しく暮らせるように、僕のもっている経験や提案やノウハウを精一杯伝えさせて頂きます。どうか、楽しみに待っていて下さい。


テーマとタイトル

共通のテーマ

講演は、「家族みんなが仲良く楽しく過ごせること」をゴールに構成しています。そのための一つの手段として、男性の家事・育児参加やワーク・ライフ・バランスの意義をお伝えしています。男性が家事や子育てに関わることは、一人の人間として成長し自立するだけではなく、家事共同・子育て共同することによって時間や経験を共有し、共感の基礎になります。共感し合う力は、家族や社会を形成するうえ大切な要素であり、現代社会に欠けつつある「つながること」や「絆」を再生する力になります。

あくまでも男性の家事・育児参加は楽しい生活のための手段の一つとしてお伝えします。「僕はこれまでなんにも家事してこなかった」「ウチの夫にはもう無理」という方を叱責するような内容はありません。男性の家事・育児参加の先にある、本当に大切なモノをつかんで頂ければと思います。中には、「家事をやらされている…」と感じている人もいるでしょう。そういった人には、「家事だって、取り組み方次第で、こんなに楽しいことになるのか!」「家事してきてよかったんだ!」という自信になってもらえればウレシいです。

どのテーマも、国の第3次男女共同参画基本計画に盛り込まれた「男性にとっての男女共同参画の意義についての理解の促進」や第4次男女共同参画基本計画、加えて「女性活躍推進法」とも整合する内容です。

きっと毎日が楽しくなる!心地いい家族のカタチ

全部の講演テーマの根幹になる男女共同参画の総論的テーマです。どんな参加者にも適する内容です。

夫婦の関係を例に、「人」という字のようにお互いがもたれ合い依存し合う関係から、一人一人が仕事と家事を両立しながら「I」字型に自立し、その自立した者同士が手をつなぎ合う「M」字型の関係を形成するモデルを紹介します。

「M」字型関係のための主体性と協調性の両立、自立のための「自事」、生活自立度チェック、分担から共同・共有・共感へ、などを盛り込んだ講演です。やらされる家事から、楽家事になるヒントや、男性が家事参加する時代的必然性などを、実践にもとづいた具体的事例をもとにし、「今から行動できる」内容を中心に講演します。

女性活躍推進は共家事で決まる!

平成28年8月に女性の職業生活における活躍の推進に関する法律(女性活躍推進法)が制定され、女性の活躍推進が進められています。とはいえ、職場での活躍推進が進められていても、家庭で女性の家事負担が重いままでは、すぐに活躍推進は行き詰まります。男性も家事に参画する「共家事(ともかじ)」を同時に推進せずして、女性の活躍推進はあり得ません。講演では、ワークセッションを中心にして、家事現状の把握、男性の家事参画を推進させるツール作成、やる気タイプ別の推進方法の確認、家事参画ゼロでもストレス減少の極意などを習得してもらえます。

楽家事でワーク・ライフ・バランス! ワーク家事からライフ家事へ

ワーク・ライフ・バランスといわれても、どこかしっくりこないのは、生活統計的にはライフであるはずの家事が、実際にはワークになっているからかしれません。これは、家事を「やらされる」男性も、「やることになっている」女性も感じていることです。ワーク感覚の家事をライフ家事にするには、まず「家事とはこうあらねば!」という家事呪縛からの脱却(=楽家事)と「共家事」が必要です。講座では、実体験をもとにした、楽家事ノウハウや共家事の大切さをお話しします。

仕事も遊びも子育ても!スーパー主夫のワーク・ライフ・バランス提案

中小企業や個人事業者では育休を取得する(させる)ことも労働時間短縮も難しいことです。大企業のような先進的内取り組みを紹介されても非現実的でしょう。そんなスタッフが一人欠けてもタイヘンな少人数組織でも、今日からでも取り組める実践的なワーク・ライフ・バランス術を、家事の側面から提案します。

説明を聞くだけでなく、振り返りチェック作業、グループワーク、ペアワークを通して、家事省力化のポイントや家事共同化のコツ、問題の共有や展開、職場への応用などについて、今日から使えるノウハウを持ち帰ってもらう講座です。

楽家事でいこう!家事が楽しいと一生楽しい!

家事の実践講座です。家事初心者からベテランまでを対象にしたテーマです。参加者の性別や年齢層、季節などに合わせた、下記のようなメニューを会場で配布し、その中から聞きたい話題を選んでもらう形式を採用しています(本テーマ以外の講演でも、ご希望があれば、この方式を採用しています)。

(↑画像をクリックするとPDFデータで表示されます:672KB)

家事は経験や勘に基づくアートな面もありますが、大半は理論と応用に基づいた科学です。構成は、家事は科学だ!楽家事の実践例、共家事の方法という3部構成になっています。共家事ためのコミュニケーションワークなども盛り込んだ、自分だけではなく、周囲の人とも楽しく暮らせるような「楽家事」を提案します。

今日からチョット楽になる!子どもと一緒のこの時間

子育て講演会、子育て支援講演会、男性の子育て講座向けのテーマです。現役子育て世代だけでなく、孫育て世代の参加者にも伝わる内容です。

僕は育児ノイローゼを経験しました。夫婦が子どもをバトンにした「バトンタッチ夫婦」「すれ違い夫婦」になり、ゆっくり会話ができなくなくなったことが原因でした。これは核家族の子育てでは、どこでも起こり得ることです。一番身近な人(僕の場合は妻でした)と子どもの成長を分かち合えることが回復のカギでした。分かち合うためには共同経験や情報の共有が必要です。そのためにも、父親の育児参加をオススメします。さらに、「どうしても子育ての時間がとれない」というお父さん向けに、子どもが寝ていてもできるコミュニケーション術もお伝えします。「いい親」ではなく「子どもと一緒に成長できる親」を提案にします。ご希望に応じて、地域でできる子育て支援についても自分の経験をもとにお話しします。中高年の方でもできる、「こんなコトでも支援になるのか!」「これなら今日から私にでもできる!」という内容を講演します。

人生いろいろ 夫婦もいろいろ

男女共同参画はこれからという地域の男女共同参画講演会のテーマです。
「スーパー主夫」はいかにして誕生したのか?「山田亮のアンチマッチョ宣言!スーパー主夫の誕生秘話のダイジェスト版講演です。我が家の「逆転夫婦生活」をもとに、出会い、マリッジブルー、両親や周囲の反応、子育て経験、育児ノイローゼなど、その時々のライフイベントを通した男女共同参画のエッセンスをまとめて、わかりやすく笑いたっぷりでお話しします。「こんな夫婦の形もあるのか!」や「こんな人生の楽しみ方もあるのか!」を感じて頂ければウレシイです。

テーマやタイトルは、ご希望に合わせて複数のテーマを組み合わせたり新しく作成することも可能です。お気軽にリクエストして下さい。

講演スタイル

講演時間は質疑応答の時間も含めて、おおむね90~120分です。
パソコンによる、スライドを使いながらの講演スタイルです。

スライドを使う講演というと、聞く一方の講義のような講演をイメージされるかもしれません。僕の講演では、スライドは話している内容やキーワードを強調するためのものとして使っています。スライドを読み上げるだけの講演ではありません。なぜスライドを使うようになったかというと、家事や子育てはリアリティーが共感を呼ぶからです。散らかったリビングや子どもがウロチョロするキッチンでの調理場面などの画像や映像を盛り込みながら、よりリアリティーを持ってもらうために、使うようになりました。



譜面台をパソコン台に 会場によっては薄型モニターに映し出すことも
使用するパソコンはMacBookAirで、各会場に持参します。Macの映像出力ケーブル形状は特殊ですが、一般的な映像ケーブル(アナログのミニD-Sub15ピン端子とデジタルのHDMI端子)に接続できる変換アダプターも持参します。会場によっては薄型モニターに映し出すこともあります(画像右)。
プロジェクターの照射位置が決まっていれば、5分でセッティングできます。元楽器メーカーの営業マンです。イベント会場での機材セッティングは得意です。

講演の中ではみんなで身体を動かす場面も(場面はBGMを流しながらの窓ふき体操中)。僕の左は手話通訳さん。手話通訳や口述筆記も大歓迎です 質疑応答の時間は、参加者との貴重な交流の時間
(左上)講演の中ではみんなで身体を動かす場面も(場面はBGMを流しながらの窓ふき体操中)。僕の左は手話通訳さん。手話通訳や口述筆記も大歓迎です。
(右上)質疑応答の時間は、可能な限り時間をとらせて下さい。また、講演の後は、時間の許す限り、会場出口で参加者の皆さんをお見送りさせてもらってます。

実績

これまでに講演で訪れた都道府県(2016年11月現在)。

より詳細な講演・セミナー訪問地の記録はこちら↓
右上のアイコンをクリックすると大きく表示されます。
     

★行政関係
都道府県や市町村の男女共同参画担当部署、男女共同参画フォーラム主催者、自治体職員研修会、子育て支援センター、地域交流センター、生涯教育センター、公民館事業担当課など

★労働組合関係
労働組合連合組織、企業単組、労働組合地域組織、教員労働組合、自治体職員労働組合など

★民間企業、団体関係
社会福祉協議会、婦人会、女性団体連絡協議会、青年会議所、子育てネットワーク、各種NGO・NPO団体、保育園保護者会、職場研修会、企業主催による会員向け講演会など

★教育機関、研究教育関係団体
保育園保護者会、小学校PTA、市民大学、大学学生主催イベント、高等学校、中学校、多文化共生研究会、食育推進団体など

個々の講演は「楽家事でいこう!」の講演記録でも紹介しています。

参加者の声

・家事に対して、生活に対して、前向きな気持ちになれた。(40歳代女性)
講演会画像
・話し方もテンポよく、楽しく拝聴させて頂きました。アッという間に時間がたっていました。今日の話で男性だけでなく、女性も家事を楽しんでできるようになるのでは?(30歳代女性)

・2年前に病気で主人を亡くしたのが、とても残念に思いながら先生の話を伺っていました。亡くなってはじめて主人が家事に参加してくれていたのを感じ、もっと感謝の言葉をかけておけばよかったと後悔しています。(40歳代女性)

・家事を理論的に分析した話をお聞きしたのは初めてで、とても参考になりました。(50歳代女性)

・明るく楽しい講演でした。こんな講演会なら、主人にも参画してほしかったが、なかなか無理でした。(60歳代女性)

・ワーク・ライフ・バランスと聞くと、言葉自体なんだか難しく感じるけれど、楽しくわかりやすくお話を聞くことができ、これからの生活に是非役立てていきたいと思いました。(30歳代女性)

・まるで落語を聞いているような語り口で、肩肘張らない生き方の基本をお話しして頂きました。心にスッと入ってきた気がします。(50歳代女性)

・読みやすいスライドがあり、文字でも確認できる内容だったので、とても理解しやすかったです。(60歳代男性)

・ちょっとした工夫で楽になるんだなと思いました。今日からプチ家事、自事を実践し、楽しみの種を拾いつつ、時間のゆとりのある生活が送れるようにがんばりたいと思います。ありがとうございました。(30歳代女性)

・仕事も忙しく、子どもにイライラしてあたる毎日、そんな自分に嫌気がさす毎日、・・・ですが「共感、共有して親になる」心に残りました。(20歳代女性)

・「家事は目的ではなく、楽しく生活するための手段」、意味深いと思います。楽することがいけないことではないと思いました。(30歳代男性)

・ワークライフバランスにおける家庭生活のあり方について、性別役割分担とその問題点、また、個々が独立した個人であり、その上で家庭生活が成立していることや、それぞれの果たすべき役割について大変良く理解できた。(40歳代男性)

・家事を妻と一緒にやっているが、心の中で「してあげている」という感覚になっていた。まずは、自分のため、あたりまえのこととしてやっていきたい。ちょっとした積み重ねを心がけたい。(40歳代男性)

・「共同→共有→共感」の話、すごく共感しました!!本当にたのしかったです。「M」字型人間関係を目指して頑張ります!(20歳代女性)

辛口の声もご紹介

関西弁の特徴なのか、それとも私の年のせいなのか、先生のお話が少し早口に感じました。(70歳代女性)
→すみません。話に熱が入り、つい早口になってしまいました。関西で暮らしていると、知らず知らずのうちに早口になってしまうところもあるようです。今後は、どの世代の方にも、どの地方の方にも通じるような話し方ができるように改善します。聞き取りにくい人達のためにも、キーワードは巨大文字のスライドを用意するようにしました。

これまで家庭を顧みず家事をしてこなかった男性に、強く反省を促すような内容を期待していたので、今日の講演は少し物足りない印象をもちました。(50歳代女性)
→確かに、日本の男性が家事をしてこなかったのは一般的な事実です。その点を振り返り反省する必要はあります。しかし、僕は、それを踏まえたうえで、いかに仲良く暮らすかが大切だと考えます。男女が「どちらが偉いか」「どちらがシンドイ思いをしてきたか?」という争いをするのではなく、対話を重ねてお互いをわかり合うことの方が、今日からの生活においてより大切だと考えます。

講演中の家事や子育てはどうされているのでしょうか?(20歳代女性)
→お気遣いありがとうございます。おかげさまで、子どもの成長に合わせて講演の数も増えました。家事や子育てを放棄しているつもりはありませんが、結果的に関われなくなる時間が増えています。以前は、講演に娘を連れて行くこともありましたが、家事の省力化と共同化をすすめた結果、今は娘も妻も家事スキルが上がり、僕がいなくても日々の生活が回るようになりました(今は娘の料理自立の推進中です)。僕自身も外での仕事が増えるにつれ、主夫生活とのメリハリができ、かえって家事にも仕事にも集中して取り組めるようになった気がします。ワーク・ライフ・バランスの相乗効果を実感しています。

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