プロに任せるリセット家事

お恥ずかしい話なのですが、ウチの娘(高1)は片付けが大苦手。出したら出しっぱなし、入れたら入れっぱなし。

片付けや整理ができてないばっかりに、試験前の要点プリントを行方不明にして、その定期テストの結果が散々という「散らかす子=成績ダメ」のコースへ。中学まではプリントの数も少なく、山積みの中からでも探し出せたようですが、高校となると伝達事項の量もグンと増え、それに対応できずアップアップ。

たまに、まとめて片付けみたいなこともするんだけど、翌日には元の木阿弥という、いわゆる付け焼き刃。

掃除や片付けは、メンテナンスとリセットの2系統がある。メンテナンスは日々の手入れ。リセットは大きな変更や作業。日々のメンテナンスができていれば、リセットは基本的に不要。そのメンテナンスの間隔が空いたり、サボったりしていると、少しずつ汚れや散らかりが溜まる。少々のことでは対応できなくなり、「これではダメだ!」と、ようやく重い腰を持ち上げて難敵に挑むのがリセット。他にも、引っ越ししたり、新しい家具を購入したり、進学や就職、転職や退職などによって、大きく生活が変わる時には、否応なしにやっているアノ作業。それがリセット。

娘の整理整頓は、明らかに抜本的なリセットが必要なレベル。なんとかならぬモノか?と思っていたところ、偶然のご縁で学習空間コンサルタント™️の中島亜季さんに来てもらえることに。

結論!
掃除や片付けは、プロに頼むと断然イイ結果になります。

とくに片付けは、リセットの後のメンテナンスがしやすいかどうかがポイント。いっときだけのキレイ!なら、わりと簡単。問題は、出しやすさ、見付けやすさ、使い勝手には個人差があるので、それに合わせた整理と片付けをしていくこと。つまり対話が不可欠。だから、子どもの留守中に、親がバッと片付けても、子どもが帰ってきたらすぐに散らかるんです。

聞き出しながら使いやすい方法を見付けてリセットする。それなら、親子の方が簡単なんじゃ?と思われがちだけど、実際はこれがなかなか難しい。片付けという面に集中したいけど、親子の関係はそれだけでは収まらない。片付けしている途中に、友達の話や昨日見たテレビの話などが登場する。宅配便の受け取りやら回覧板など、他にやることが紛れ込んだりもする。日常生活の延長線での作業になり、いつものような片付けになってしまいがち。

専門家という立場の人が入ることで、「片付けの時間」「整理整頓のチャンス」と空気が切り替わります。親が言いたいことを、専門家の立場で代弁してくれます。「あ、それ!よくぞ言ってくれました!」があると、一気に信頼感があがります。
 

 

 
左:ビフォー、右;アフター

分かりにくいところもあるけど、なにしろ大半の片付けは書類。高校進学時にかなりの量の書類と書籍を処分したはずが、まだ残っていました。そして、娘の書類整理をしている姿を見て、親も整理の灯がつきました。これはプロに任せていたからできたことで、親がしていたのではできない事でした。


結局、5時間くらいの作業で出るわ出るわの廃棄書類。この分だけ、家の収納スペースが確保されたわけです。とくに「もう余裕が無い」と言っていた娘の収納スペースは、かなり確保できました。

探しやすく出しやすくなったプリントなどの書類。あとは、使った後、元あった場所に戻す習慣付けの習得。コレができれば、破滅的な散らかりは無くなるはず!

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